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新着情報とお知らせ

ノーリフティングケア(法人全体研修)
2019-08-24
オススメ
 ノーリフティングケアの導入に向けて、法人全体研修会を開催しました。
 講師は以前の記事(新着情報3月4日)の記事でも紹介した社会福祉法人ひさの里 特別養護老人ホームふじの木園の須藤施設長とノーリフティングプロジェクトリーダーの白石さんに北九州よりご来島いただきました。
 
 ノーリフティングの概要や必要性については既に書いているので省略しますが、今回の研修で刺さったのは、如何に職員の方に「一歩踏み出す勇気」を持ってもらえるか、そのためにノーリフティング導入の「目的とビジョンを明確に示す」ことが重要という点。
 
 私が考える目的は、「地域(五島)の福祉を次世代に繋ぐため」。処遇改善やイメージ戦略も確かに必要ですが、一番大事なのは現に働く職員の方が健康でやりがいを感じながらケアにあたること。ケアの質の向上なくして2040年は乗り越えられません。
 
 もちろん、ノーリフティングだけで全てが解決するわけではなく、同時並行でユマニチュード的ケアや介護記録ソフトNoticeの導入(8月末予定)をはじめ、様々な課題に取組みます。その中でもノーリフティングはなごみ会の大きな柱です。
 
 今回の研修には、五島市役所、近隣の介護施設など法人外の関係者の方にも参加いただきました。これは高知県のように私たちの地域全体(五島)でノーリフティングが「当たり前」になったらいいなぁと思っているからです。ある方から「田舎(五島)は人がいなくて大変。でも人が少ないからこそ、取組が見えやすい、広がりやすい、結果を出しやすい!だから変わるのに時間もかからない!」と励まされています。
 
 なごみ会では、9月のノーリフティング実践報告会、10月のノーリフトケアコーディネーター ベーシック養成講座で勉強を重ねて、本格導入に向けて動き出します。
 また、五島圏域で取組むためにも動き出しています。
 
 須藤施設長と白石さんには翌日も実際のご利用者さんを見ていただきながら実技指導をいただきました。ノーリフティングに限らず大変な刺激と学びを得ました。お二人とご縁をいただけたことに感謝です。本当にありがとうございました。
 
 ※今回の研修についてふじの木園様のブログにも紹介されています。よかったらご覧ください。
研修の様子
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