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スタッフの声

 ご利用者の人生の一部に関わるという重い責任とやりがいを感じながら、チームワークを大事に日々奮闘しております。

スタッフの声

「かけはし」への思い。介護の仕事。     介護職員(介護福祉士) 柚木伊豆子(70代)

私は、創業間もない頃から、70歳を超えた今まで「かけはし」で働かせていただいてます。
これも健康と周囲の仲間に恵まれたことと、『ご利用者とご家族に常に寄り添う』という施設の理念に共感しているからです。
介護の仕事は大変だと言われますが、ご利用者が入所後に表情が豊かになり、困難だった立位、歩行、排泄などが自力で出来るようになる喜びは、この仕事をした方でないと味わえない感動だと思います。
私の、ある日の日記を紹介させていただきます。
 
「嬉しいひと時」
Yさん、今日は亡くなった奥さんの名前を言っては
「家に帰るからタクシーを呼んでくれ」と何回も席を立たれ、玄関の方向に歩き出される。
ふらつきもあり、転倒の危険性があるので、その都度走り寄っては手を繋ぎ、
『タクシーを予約せんばですね』など会話で対応する。
その日は興奮もなく穏やかに席に戻られた。爪が伸びていることに気づいたので
『爪が伸びていますね。切りましょうか。』と言うと、
「おー切ってくれ」といい返事があった。
親指から切り始めたときに「出来るのか?」と一言。
『はい出来ますよ。身を切られるか怖いんでしょう。切らないように気をつけますから。』と片手が終わった頃、
「おー、上手だね。一級ばやるよ」と切り終わった指先をながめていた。
両方を切り終えやすりをかけた。Yさんはまた眺めたり爪の先をさわって見ていたが、
「ほれぼれするな」と笑顔で言ってくれた。
本当に嬉しいひと時だった。

「笑顔でつながる」     介護支援専門員 野口亜紀(30代) <勤続年数 4年>

私は五島市出身で5年前に福岡から五島に戻り、なごみ会で働いています。

趣味は、美味しい食べ物やお酒を探すことです。五島は魚はもちろん肉や野菜も美味しいものばかりで、食に恵まれている五島で生活できて幸せだなと実感しています。

 

ショートステイからケアマネに異動して4年目となりました。

主な仕事は、利用者様の自宅へ定期的に訪問し、最近の様子や生活状況を確認します。他にも医療機関や介護サービス事業所等と情報交換しながら、利用者様の生活を支えていく、人と人との繋がりが大事な仕事です。

分からない事や悩んでいる事があれば、上司や同僚がすぐ話を聞いてくれて、優しく教えてくれます。周りに助けてもらい、良い環境で仕事が出来ていると感じています。

 

【ある朝、「今日は仕事に行きたくないな」と思いながら、職場に行く。認知症の利用者様が、聞いたことない五島弁や突拍子もない事を言って笑わせてくれる。さっきまで嫌だった気持ちは忘れて、自然と笑顔になる。】 

笑顔に助けられて、今の私がいるような気がします。笑顔は人に元気や安心感を与えてる、素晴らしい力を持っていると思います。

これからも「笑顔」をモットーに、利用者様その人らしい生活を支え、「かけはしで良かった!」と少しでも思ってもらえるように、日々努力していきたいです。

「また、明日」     児童クラブ指導員(放課後児童支援員) 角田温子(50代) <勤続年数 9年>

「ただいま~」

「暑~い!!

「今日ね、あのね、」

学校から帰ってくる子どもたちは、賑やかです。不機嫌に、少し怒った様子で帰ってくる子もいます。そんな子どもたちの表情を感じるところから子どもたちとの今日が始まります。そして夕方、仕事を終えたおうちの人がお迎えに来るまで大家族のように一緒に生活するのです。

土曜日や春休み、夏休みなどは一日一緒にいるのですから親近感は増していきます。学校の先生とも違う、友だちとも違う、おとなと子どもの中間層的立場のように感じます。

こどもたちにとっては、人生の通過点である児童クラブでの出会いですが、子どもたちの未来をつくる大切な出会いだという想いをもって関わっていきたいと思います。

そして、

「また、明日。」

と笑って言える今日をつないで行けたら、と思います。

「初心忘るべからず」      看護職(准看護師、介護福祉士)葛島利恵子(40代) <勤続1年>

 私は、25年勤めた特別養護老人ホームを退職する際に、再就職先は「自分の目で見て」という思いで「かけはし木場」を見学させて頂き、玄関に足を踏み入れた時の職員の明るい笑顔での挨拶に迎えられ、そして何よりも利用者様の笑顔に引きつけられ、この歳で、新人職員となりました。

 

その時、高齢者福祉に出あった頃の

「お年よりは私の先生」

「迷った時は相手の立場になりなさい」

との教えを思い出しました。

 

初心を忘れずに、かけはし木場で、人にしかできない、

人の温かみのある寄り添うケアができることに感謝しています。

 

「食でつなげる」     かけはし木場・福江 栄養士 才津静香(50代)

「かけはし」に勤務して10年が経ちました。最初の2年弱は介護員としてショートステイ勤務でした。まったくの未経験者の私が勤めることができたのは上司や周りの職員に助けられたおかげです。

厨房勤務になってからも周りの職員に助けられてここまでやってくることができました。厨房職員は皆さん主婦のベテランさんばかりなので、味付けも最高です。日々、勉強させてもらっています。

ショートステイで利用者様の食事状況を実際に把握してからの厨房勤務だったので、厨房職員にもその経験を伝えて業務に活かせたことは良い経験をさせていただいたと思っています。

今も、時々食事の時間にショートステイ、デイサービスにお邪魔させていただいています。利用者様の声を聞き、それを厨房職員に伝えて、皆で頑張ってもっと満足していただける食事になるよう「食」を通じて笑顔を「つなげて」いきたいと思います。

 

 『輝く日々を』     かけはし福江訪問介護員(介護福祉士) 川端真利子(50代)

私たちの「かけはし」は、「利用者様とご家族様の声なき声が聞こえるような寄り添う介護」を目指して日々頑張っています。職員同士も互いにいたわり、声かけあう笑顔の絶えない職場です。

訪問介護は限られた時間での仕事です。その中で、いかに利用者様の気持ちを汲み取りながら支援することができるか、時間に追われることもありますが、利用者様から「きれいにしてくれてありがとう」、「また来てね」などと声をかけられたり、通院介助の時などにたくさんお話をし、満足そうな笑顔を見る時などは『ヘルパーをやってて良かったな』と思える瞬間です。

これからもそんな瞬間を数多く味わえるよう、信頼されるヘルパーを目指して頑張りたいと思います。

 

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